プレンティアの目的

理念

かつて森は、「ひとの利益を得る場」であるだけでなく、
ひともまた生態系の一部である事を知る貴重な
「共生の知恵の学びの場」でもあったのです。
しかし、
20世紀の繁栄はその共生を置き去りにすることによって成り立ってきました。
こうしたひとの利益だけによる一方的な収奪に激変した地球環境が今、
地球の温暖化をはじめ様々な環境影響となって
『豊かさの限界』に気付かせ始めています。
資源を得る事だけが森づくりの目的ではなかったという事にも
気付かせ始める事になったといえるでしょう。

人の社会もその、ひとの営みである産業も共に
次代の繁栄を拓く鍵は森にある・・・と私たちは考えます。

理念の普及
持続可能な豊かさへの提案
  プレンティアの楽しみの結果が創り出す
  大きな社会的価値を、
  普及啓蒙活動を通じて広く市民に伝え、
  地域が一体となった運動への推進を
  主導するとともに、
  運動に協賛する企業への社会的期待を
  支えます。

理念の実践
持続可能な豊かさへ向けた活動
  理念の実践可能な技術の開発、
  蓄積及びその普及や、協賛企業によって
  主催される森づくりCSRの指導など、
  プレンティア方式の様々な技術や組織力を
  駆使して、森の再生の理念をカタチに
  しています。

 

里山に新しいニーズを創る

●社会的ニーズ
たとえば、天竜水系の静岡県内にある森林面積はおよそ13万5千ヘクタール。
その水を利用している人の数が、およそ110万人。天竜のきれいな水源を守るためには、
一人当たりおよそ372坪の森林が必要ですが、林業の衰退と共に、その管理も手薄となっています。

この植林地の荒廃は、全国各地の水系の森に起こりつつあります。
その水系の森の保全は急話ですが、そのためにはま現代人が忘れてしまった森を
知る事から始めなければなりません。
『プレンティアの森』は、都市生活の中で忘れられがちな人の暮らしの原点や、
人と自然との共生を実感しながら、自然とのふれあいの中でその象徴である『里山』を
系の市民の手で復活させようとするものです。

●教育ニーズ
同時にその里山は、「地域社会の環境問題について積極的な行動が出来る環境意識の高い人材の育成」として貴重な実践教育の場でもありますし、総合的な学習など、新たな環境教育、情操教育といったニーズを基盤にして、水系のプレンティアを全国に展開させていくために必要な人材の養成施設としての役割を担う事が出来ます。

●文化的ニーズ
また、英国のBTCVがすでに大きな社会的ニーズに支えられている事は周知です。日本の里山文化は、生活のプライマリーディマンドとしてのニーズはなくなりましたが、新しいカルチャー、レジャーとして復活させるに最適な要素を豊富に持っております。キャンプよりはるかに素朴で、意味あるスローライフ体験であり、まさしく、知性と感性と技術で楽しむ大自然のリゾートでもあります。その、知性と感性と技術の教育こそ、次代の大きなカルチャーニーズです。

●産業ニーズ

里山の新しいニーズに応える

 私達の理念は、N.P.O.活動だけでは実現できません。最も重要なことは、それが産業としての基盤を確立できるという社会、そうした社会をイメージできて、真剣に取り組もうとするビジネスマインドです。

 芸術やスポーツがそうであるように誰もがその価値を実感できる感性を持つことができれば、鑑賞したり、観戦したりあるいは参加したり、買い求めたりすることによって、優れたミュージシャンやスポーツマンやデザイナーの才能を支えることができます。そんな、社会のニーズのありかたが文化だと思うのです。

 私達の役割は、そんなニーズを喚起して文化にまで醸し、その価値を実感できる具体的な方法を示すことであると考えているのです。私達は、”環境へのやさしさ”が、次代の多くの産業にとって重要なキーワードとなる未来を、協賛企業の皆さんと共に考えています。

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